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花粉の季節!大事な衣類こそクリーニングへ

枯れてきたお花を片付けようとしたらユリの花粉がパラパラ…。お洋服に付いた花粉ってなかなか落ちにくいですよね。花粉は、触ればベチャベチャしているし、水では落とせないし、どうしたらいいのか分からない!
そんな面倒な花粉汚れも、クリーニング店にお任せあれ!ここでは花粉の季節に知っておきたい花粉汚れの応急処理と、クリーニング店でのオプション「花粉ガード加工」についてご紹介します。

花粉が付着した衣類はどうしてますか?落ちなくなる前にクリーニングへ

ベランダに干している衣類にも、気が付いたら花粉でいっぱいに…。花粉は、1個1個とり除くことが出来ればいいけど、基本的にはベチャっと伸びるだけ。なかなかうまく取り除けませんよね。

むしろ下手に触ると、花粉特有の「粘着性」で「シミ汚れ」にもなってしまうかもしれません。もしシミ汚れになったら、水で洗い流そうとしても悪化してしまうことがほとんど。それなら最初からクリーニング屋さんに相談して、早めに解決しておきたいですね。

花粉汚れでやってはいけない3ポイント

もし衣類に花粉が付いてしまったら、どのように対処すると良いのでしょう。知っておきたい「花粉汚れで、やってはいけないポイント」は、「手で払わない」「ティッシュで拭きとろうとしない」「水で洗い流そうとしない」の3つです。

花粉は、油溶性の汚れになるので水との相性はよくありません。そのため花粉汚れは、クリーニング屋さんの「(水を使わない)液体タイプのドライ洗剤」を使った「ドライクリーニング」で落とすのが1番です。

服に付着した花粉の落とし方

粘着性のある花粉を落とすには、まず花粉をよく乾かしてから「柔らかい歯ブラシ」などで払い落としましょう。自宅であれば、掃除機を使って花粉を吸い取るのも効果的です。

掃除機で吸い取る場合は、吸い込み口の先端は「丸いノズル(ブラシの付いたノズル)」に替えましょう。吸い込み口には「いらないタオル」などを被せて、周りを輪ゴムで固定します。それを花粉がついた場所に当てて、花粉をタオルに移すのです。

花粉を掃除機で吸い取る際は、衣類へのダメージを防ぐためにも、掃除機の強さは「弱」モードで様子をみながら花粉を吸い取るようにしましょう。

花粉と同じ性質の粘着テープ

粘着性のある性質をもつ花粉は、よく乾かしてから、同じ粘着性のある「粘着テープ」で取り除くのも有効です。※1度とり除いた花粉が、他の場所に移らなうように気を付けてください。

あとは、(薄い色素が残っている場合のみ)花粉の汚れがシミにならないように直射日光に当てましょう。紫外線は「花粉の色素」を吸収して、シミ汚れを軽減させることが出来ます。※ただし長時間、直射日光に当て続けることによる「色あせ」にも気を付けましょう。

シミ汚れになったら

もし花粉汚れでシミになってしまった場合は、ご家庭にある「除光液」や「ベンジン」「(ドラッグストアで購入可能な)無水エタノール」で汚れを落とすのもいかがでしょうか。

これらは、同じような「油溶性」の汚れを落とすのに適していています。まずは裏地などで、生地が傷まないか確認ししましょう。それから花粉汚れがあるところの下に「タオル」や「キッチンペーパー」などを敷きます。

除光液などは、汚れ部分に直接垂らすのではなく、除光液を染み込ませたタオルで叩いて、下のタオルに汚れを移しましょう。※こすって落とそうとしないで、やさしく叩いて汚れを落とすようにしてください。

花粉汚れには、同じ油溶性の洗剤を使う

油溶性の汚れである花粉汚れには、水ではなく、台所用洗剤などを使って花粉汚れを落とすのもいかがでしょうか。水で薄めずに、台所洗剤の原液を垂らしてもみ洗いをしたら、漂白剤でシミ抜きをしましょう。

花粉汚れで「薄い輪ジミ」が残った場合は、スプレー容器にベンジンを入れて、それを少しずつ吹きかけて汚れを落とします。あとはドライヤーで乾かす工程となりますが、うまく消えるかは分かりません。

むしろ悪化することも考えられるので、花粉汚れは「(水を使わない)ドライクリーニング」に出した方が安心です。

クリーニングで花粉ガード。その効果は・・・

クリーニング店では、花粉汚れを落とすだけではなく、「花粉ガード加工」というオプションが付けることができるってご存知でしたか?

「花粉ガード加工」とは、生地の繊維の表面に「静電気を防ぐナノレベルの細かい特殊加工」を施すことで、花粉を付きにくくするというものです。

花粉ガード加工を施した衣類は、花粉が付いても「手ではたくだけで花粉を落とす」ことができます。花粉ガード加工は、花粉症持ちの人にとっても魅力的なオプションと言えそうです。

花粉ガード加工の持続時間

花粉ガード加工は、どのくらい効果が持続するのでしょう。

花粉ガード加工は、ドライ用品と言われる「ニットやアウターなどの花粉が付きやすい衣類」に施すことが出来ます。花粉ガード加工の効果は、着用回数と管理方法によっては2カ月以上も持続させることができますよ。

花粉ガード加工は、小麦粉などの小さな粒子も落としやすくしてくれるなど、花粉汚れ以外にも効果を発揮してくれます。

自宅で出来る衣類への花粉対策

自宅で出来る「衣類への花粉対策」には、一般的な「花粉防止スプレー」などを使って、花粉を落としやすくするのも良いですね。あとは静電気を軽減させるためにも、洗濯する際は「柔軟剤」を使用するのもオススメです。

とはいえニットなどの繊維には、空気中のほこりや小さなゴミ、排気ガスの汚れの原因の煤(すす)などが溜まりやすくなっています。繊維に染み込みやすい油溶性の汚れは、落ちなくなる前に、定期的にクリーニングに出して「購入した時の状態」を保てると良いですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。「油溶性」で「粘着性」のある花粉は、同じく油溶性の汚れに効果を発揮する「ドライクリーニング」や「花粉ガード加工」で、汚れを除去しつつ予防!

花粉汚れは、シミになる前に応急処置を施してから、クリーニング店で早めに相談したいですね。上質な衣類は、定期的にクリーニングに出して衣類を長持ちさせつつ、花粉症対策に繋げるのもいかがでしょうか。