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ダウンジャケットのクリーニングについて

 

たくさんの羽毛と空気を含んでいて、はっ水性も高く、取扱が難しいダウンジャケット。でもダウンジャケットも、素材によっては自宅で洗濯することが可能!

過去に「洗濯方法を間違えて、羽毛が偏ってしまったジャケット」も、クリーニングのプロなら元の仕上がりに直してくれるかもしれません。ここではダウンジャケットをクリーニングに出すメリットとダウンジャケットの洗い方、水洗いの必要性についてご紹介します!

ダウンジャケットをクリーニングに出すメリット!

シーズン中に、毎日のように着用していたダウンジャケット。ダウンジャケットは、デリケートな素材でできているので、できればクリーニングに出すことをオススメしています。

クリーニング店では、水洗い不可のダウンジャケットも「ジャケットの風合いは損ねずに、新品同様の仕上がり」に!ヨレヨレになってしまったダウンジャケットも、クリーニングで「弾力性を取り戻す」のもいかがでしょうか。

クリーニングに出すメリット

クリーニング店にダウンジャケットを出すメリットには、以下のようなものがあります。

・風合いを損ねない
・装飾品による傷なども防ぎながら洗濯可能
・縫い目などに付いた汚れも、丁寧に落としてくれる
・新品のような仕上がりにしてくれる
・ぺちゃんこになったダウンも復活させることができる

自宅では「洗濯不可のダウンジャケット」や「デリケートな素材・装飾のダウンジャケット」もクリーニング店にお任せ!ウールやレザーのダウンジャケットも「型くずれや縮み、色落ち、革の硬化やヒビ割れ」を防ぎつつ綺麗にしてもらうことができますよ。

ダウンジャケットの料金の目安

ダウンジャケットのクリーニング料金の目安は、2000~3000円となっています。チェーン店などであれば1000円以下でできるところもありますよ。

一方、高級なクリーニング店であれば「ブランドものなどで、膝丈のジャケットだと7000~8000円することもある」ようです。また装飾やファー付きのジャケットであれば、追加料金が1000円程度かかることもあります。

それでもお気に入りの衣類には、必要なオプションも付けて衣類を長持ちさせたいですね。クリーニング料金を抑えたい場合は、ファーなどの付属品は取り外して「付属品だけ自宅でお洗濯する」のもいかがでしょうか。

ダウンジャケットの洗い方を伝授

シーズンオフになって「(家族の)人数分×複数枚のダウンジャケット」をクリーニングに出すのは、金銭的にも大変…。でも表地が、比較的丈夫な「綿やナイロン、ポリエステルのような素材」であれば、自宅でもお洗濯することができますよ!

ただし「綿は水に濡れると固まりやすい」「綿やポリエステルは重くなりやすい」などの素材の性質にも気を付けて洗わないと、表地も寄ってしまうことがあります。これらの素材のダウンジャケットを洗濯する場合も、取り扱いには気を付けましょう。

試着頻度の低いジャケット

ダウンジャケットの着用回数が、試着した程度であれば「洗剤液につけたタオル」で拭きふき。汚れている場所は、叩くように拭き取りましょう。

あとは「すすいだタオル」で水拭きをしてから、丸1日ほど「陰干し」と「吊り干し」を行って乾燥させます。このとき「洗剤が残っていたり、拭き取り過ぎ、また目に見えない汚れが残っていたりすると風合いを損ねることがある」ので気を付けましょう。

ダウンジャケットの前処理

着用回数の多いダウンジャケットの洗濯の前には、まず洗濯表示を確認。「手洗い可のマーク」を確認したら、ボタンやファスナーは閉めて、ジャケットの形を整えます。

ジャケットに「シミ汚れ」などがある場合は、先に「前処理」を行いましょう。前処理は、前述の「試着頻度の低いジャケットのお手入れ」と同様、タオルの代わりに「スポンジの柔らかいところ」を使って汚れを落とします。

なかなか落ちない汚れに関しては「シミ汚れ用の洗剤」や「(液体の)酸素系漂白剤」の原液を付けて落として、水洗いの作業も行いましょう。

ぬるま湯とおしゃれ着用洗剤

ダウンジャケットを洗うときには「たらいや風呂桶には、ジャケットがひたるくらいの量の30度程度のぬるま湯」を張りましょう。洗剤は「おしゃれ着用洗剤」を使います。

洗濯する時間は「衣類に液体が染み込んでから40回程度」を目安に押し洗いをします。このとき「普通の洗剤を使用すると、羽毛の油分がとれてしまう」ことになるので気を付けましょう。

ダウンジャケットのすすぎ・脱水

ダウンジャケットの洗濯が終わったら、次はすすぎと脱水です。桶の中の洗剤液は流して、ぬるま湯を汲み、同じように押し洗いでジャケットの中の洗剤液を洗い落とします。

このときも、ぬるま湯が衣類全体に染み込んでから40回を目安に押し洗い。それから水を換えて、もう1度40回程度押し洗い。これで水が濁ったり、泡立ちが無くなったらすすぎは完了です。

あとは「柔軟剤を入れたぬるま湯で2、3回押し洗い」をしたら、水を捨てて「タオルなどでやさしく挟むように脱水」をします。

ダウンジャケットの乾かし方

脱水したダウンジャケットは、まず形を整えながら、手で軽くたたいて中綿に空気を入れてあげましょう。それから直射日光の当たらない・風通しの良いところで陰干しをして、中までしっかり乾かします。

乾燥させるときには、まずジャケットを乾いたタオルの上に広げて乾燥させましょう。ある程度水分が抜けて、ハンガーで干しても「ダウンがよれないくらい軽く」なったら、次はハンガーに吊して陰干し。

ダウンジャケットは、中綿までしっかり乾かせるため2~3日かけてしっかり乾燥させましょう。乾燥させるときには、乾燥機やコインランドリーを使うのもオススメです。

ダウンジャケットを洗濯機で洗う

洗濯機に「手洗いモード」や「ドライモード」がある場合は、洗濯機で洗うのもいかがでしょうか。ダウンジャケットは、綺麗にたたんでから洗濯ネットに入れて、洗濯機に汲んだ(洗剤液を入れた)水の中に押し込みます。※洗濯ネットの上からバスタオルでくるんで押し込み、洗濯するのもオススメです。

ある程度、ジャケットに水と洗剤が染み込んだら洗濯開始!脱水する時は、同じモードで1分以内を目安に手早く行いましょう。脱水は「3回に分けて脱水して、形を整えながら行う」と、ダウンの中の羽毛の偏りも防ぐことができますよ。

あとは手洗いと同じように、早めに形を整えて陰干しをします。脱水後、形を整えてから陰干しをしないと、やはり「色合い」や「乾燥後の羽毛の偏り」がでやすくなるので気を付けましょう。

ダウンジャケットは水洗いが必須?

ダウンジャケットに使われている(軽い)羽毛を洗うときには、水洗いも良くないような気がしますよね。でもダウンに使われている羽毛は、基本的には「水鳥の羽」になります。

水鳥の羽は、名前の通り「水に強い性質」があります。しかし、ドライクリーニングのような「油溶性の汚れ」を落とす洗い方では、羽毛の油分まで洗い流してしまうことになるのです。

すると、ダウンの保湿性が低くなったり「ダウンの機能性を低くしてしまう」ことになります。そのためダウンジャケットは、水洗いが必須!しかし素材によっては、自宅で水洗いを行うと「風合い」等が変わることがあります。

ブランドものや、お気に入りのダウンジャケットは「水洗い可能な素材であっても、クリーニングのプロにお任せする」のが一番です!

ぺちゃんこになったダウンジャケット

洗濯後、すぐに形を整えなかったことでダウンジャケットがぺちゃんこに!洗濯・脱水後に、形を整えずに陰干しをすると「ダウンの中で羽毛が固まってしまう」ことがあります。

ぺちゃんこになったダウンジャケットは、再びジャケット全体を水に浸してから、脱水して形を整えると弾力性が復活!でも羽毛が、複雑に絡み合って固まってしまった状態で、無理にほぐそうとすると「羽毛本来の形が失われる」ことになるので気を付けましょう。

ダウンジャケットの洗濯後のシワに関しては、洗濯表示を確認の上、適切な温度で「スチームアイロンをかける」と良いでしょう。

まとめ

洗濯可能な素材のダウンジャケットや、お気に入りのジャケット、刺繍付や装飾付きのようなデリケートなジャケットも「素材と洗濯のことを知り尽くしたクリーニングのプロ」にお願いするのが一番だということが分かりました。

シーズン中に付いた「袖口の汚れ」や「ニオイ」も、適切なオプションを付けて新品のような仕上がりに復活!気になる料金の問題も、付属品のフードやファーなどは自宅で洗うなどして、金額を抑えながら綺麗にしてもらうのもいかがでしょうか。