ユニフォームにおすすめの素材生地について

2019.09.12

ユニフォームにおすすめの素材生地は

ユニフォームに求めることは、それぞれの企業や人によって異なります。どのような点を重要視するかによっておすすめの素材生地は異なります。

・着心地、肌触りにこだわる

仕事で着るユニフォームは、デザインなどの見た目も重要ですが、さらに重要なのが素材です。仕事中に毎日着るものなので、着心地、肌触りなどにもこだわりたいものです。このような、従業員の着心地や肌触りにこだわってユニフォームを作成する場合におすすめは綿です。

・見た目や耐久力にこだわる

おしゃれなユニフォームを作りたい、社外の人が見た時に「かわいい」、「あれを着たい！」と思われるようなユニフォームにしたいという人もいます。

また、ユニフォームは洗濯して使用しますが出来るだけ長く使うことが出来るような素材、耐久力のある素材を求めるという人もいます。通常の場合、洗濯するごとに劣化。寿命は使用される素材生地によって異なります。耐久性に優れたものとしておすすめなのが、ポリエステルです。

綿生地の特徴

ユニフォームに着心地や肌触りを求めるなら、綿生地がおすすめです。綿生地には、どのような特徴があるのでしょうか？綿生地は、タオルや下着などにも使われている場合が多いです。

・綿生地の特徴について

綿生地の特徴には以下のようなものがあります。

通気性がある
肌触りがよく着心地が良い
吸水性が高い
熱に強い
染色に向いている

・デメリット

綿生地は幅広く使われていますが、弱点もあります。まず、一般的に言われているのがシワになりやすいということです。また、大きな弱点として縮みやすいという点もあります。

ポリエステルの特徴

ユニフォームを長く使いたい、耐久性のある素材生地を求めるという場合におすすめなのがポリエステルという素材生地です。このポリエステルにはどのような特徴があるのでしょうか？

・ポリエステルの特徴について

特徴には以下のようなものがあります。

型崩れしにくい
シワになりにくい
耐久性がある
速乾性がある
価格が安い

・デメリット

耐久性に優れていて、比較的安価で購入することが出来るため日本はもちろんのこと、世界中でよく使われる素材生地ですが弱点もあります。一般的によく言われているデメリットが、静電気が起こりやすい点。そのため特に冬場などは注意が必要です。それから汚れが付きやすい、汚れが付くと落ちにくいというのもデメリットです。

ポリエステルの原料は石油であるため、火を使うことが多い場合には着衣着火の恐れもありますので、避けるようにするのがよいでしょう。着衣着火とは、自分が着ている衣服に引火する事故のことです

混紡の特徴

混紡生地とは、2種類以上の繊維を使って作られたもののことを言います。それぞれの素材が持っているメリットを活用して、弱点を補うなどの目的で使われます。あるいは、コストを抑えるために使われるという場合もあります。

衣服のラベルなどを見てみるとわかりますが、色々なものがあります。綿とポリエステルの混紡などが多いです。綿30％　ポリエステル70％　などのように記載されています。

・混紡生地の特徴について

混紡の特徴には以下のようなものがあります。

素材のメリットを活かして、デメリットをカバー出来る
着心地が良くて、耐久性のあるものなどを作れる。
吸水性が高くて、さらにシワになりにくいものなどを作れる。

混紡生地の場合、それぞれの比率によってどのようなものになるのかが異なります。どのような特性を活かして、弱点を補うかなどで比率が変わります。混紡の組み合わせは、他にもウールとアクリル、シルクとウールなどの組み合わせがあります。自分が今着ている服のタグを確認してみるとよいでしょう。スーツなどにも柔軟性や光沢感などを求めて、混紡生地が使われています。

混紡生地の場合には、特徴などでもあげているように、メリットを活かして、デメリットを補うことが出来るので、色々なユニフォーム作成に向いていると言えるでしょう。