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羽毛布団のクリーニング、料金や頻度、タイミング

 

空気と羽毛でいっぱいに膨らんでいる羽毛布団のクリーニング。羽毛布団は、洗濯機に入れることができたとしても、空気が抜けきれなくて、きちんと洗えているか不安になりますよね。
そこで無理にお洗濯しようものなら、布団がぺしゃんこになったり、「(温かく保つ為の)保湿性」や「(汗などの)放湿性」が失われることもあるでしょう。

でもクリーニングなら、デリケートな羽毛布団も新品同様の仕上げりにしてもらえますよ!ここでは、羽毛布団のクリーニングと料金、洗濯の頻度についてご紹介します。

羽毛布団のクリーニング、料金の相場

デリケートな素材でできている羽毛布団のクリーニング料金の相場は、3,500円~6,500円以上。料金だけ見ると、クリーニングに出すか迷いますよね。

でもクリーニングでは「毎日かく寝汗や皮脂汚れの他、自宅でのケアが難しいほこりやカビ、布団の内側に潜むダニ」も一掃!あとは、また「数年後にクリーニングに出せば良い」ので、日割りで計算するとお得かもしれません。

それでもコスパが気になる場合は、自宅で洗濯可能な「ウォッシャブル羽毛布団」にしてみたり、コインランドリーなどを利用して料金を抑えるのもいかがでしょうか。※自宅等で洗濯する場合は、洗濯表示もご確認ください。

羽毛布団をクリーニングに出すタイミングや頻度

様々な素材の布団の中でも、比較的デリケートな素材でできている羽毛布団。ご家庭では「半年~1年に1回」を目安に、クリーニングに出している人が多いようですね。

因みに厚生労働省が、旅館などに指示しているクリーニング回数は「半年に1回」となっています。クリーニング店では「(羽毛布団は)2~3年に1回で良い」「布団メーカーでは「(特殊な繊維の羽毛布団であれば)3~5年に1回で良い」という意見もみられました。

これは毎日のコロコロと掃除機、月1回程度の天日干しとハタキで「布団を清潔に保った上での頻度」です。あとは「汚れ」や「ニオイ」「ボリュームダウン」などが気になる時には、早めにクリーニングに出した方が良いでしょう。

クリーニングの頻度が少なくても問題ない

羽毛布団は、他の素材の布団よりも、クリーニングの頻度の方が少なくて済むのはどうしてでしょう。まず羽毛布団は、元から吸湿・放湿、防ダニ等に優れていているので、数年に1度のクリーニングでも十分と言えます。

次に羽毛布団の羽毛は、洗い過ぎると「羽毛に必要な油分」をとりすぎてしまい、それにより羽毛が絡みやすくなって「布団のボリュームダウンに繋がることがある」からです。

ただし皮脂汚れやほこりなどは溜まっていくので、布団カバーは定期的に洗う必要があります。

体質に合わせてクリーニング回数も変える?

汗をかかない方だし、ホコリ汚れも大したことないと思っているそこのあなた。布団にも「目に見えない汚れ」は溜まっていますよ。そしてその汚れは、内側に浸透…。

汚れは、羽毛にも絡みつき、羽毛の形が崩れてボリュームダウン。すると保温・保温性の低下にも繋がります。また汚れが酸化したり、目に見えないカビを落とさないままでいると、生地が傷みやすくなったり、人体に悪影響を及ぼすこともあるので気を付けましょう。

羽毛布団のクリーニングは「最低3〜5年に1回」は行い、羽毛布団のふわふわ感も長持ちできると良いですね。※「汗をかきやすい方やニオイが気になる方、喫煙者などは1〜3年に1回」はクリーニングに出すようにしましょう。

水洗浄で羽毛布団をクリーニング!

クリーニングというと、水洗浄が当たり前と思いがちですが、洗浄方法には「水洗浄」と「(水を使わない)ドライクリーニング」という方法があります。

水洗浄は、水で落とすことができる水溶性の汚れに適している洗浄方法で、ドライクリーニングは油汚れを落とすことに適している洗浄方法です。そして羽毛布団に使われている羽毛は「水鳥の羽毛」が使われていて、水には強い性質をもっています。
つまり羽毛布団は、水洗浄との相性は良いものの、ドライクリーニングだと羽毛に必要な油も落としてしまうことがあります。羽毛布団をクリーニングに出すときには、きちんと「洗浄方法は水洗浄か」確認だけしておいた方が良いでしょう。

クリーニングに出したのに獣臭がある…

せっかく羽毛布団をクリーニングに出したのに、戻ってきたら獣臭が強くてガッカリ…。普段は気にならない獣臭が出たのはどうしてでしょう。

この獣臭の原因には、「羽毛の品質」「洗い方」「乾燥不足」が挙げられます。まず羽毛は、製造の段階で「(不要な油を洗い流す)羽毛洗浄」を行うのですが、この不要な油が残っていると「クリーニングしたときに汚れが取れて布団にニオイが付いてしまう」ことがあります。

また、クリーニング店で「まとめ洗い」をしたときに、同じく「羽毛洗浄が不十分な布団と一緒に洗濯される」ことでニオイが付着することもあるようです。あとは単純に「乾燥が不十分」なことでもニオイが強くなることがあります。布団を受け取った後も、自宅では「風通しの良いところで乾かしてから収納する」ようにしましょう。

洗濯不要の羽毛布団とは

布団メーカーさんでは「(ブランドによって)汚れやニオイ等が無ければ洗濯不要」という羽毛布団もあるようです。しかしこれは「丸洗いが不要」というだけで、「布団カバーを洗う」など他のメンテナンスは必要。

あとは稀に、布団カバーを付けない方もいるようですが「カバーが無いと汚れやニオイが布団に直接ついてしまうことになる」ので、カバーは必ず付けるようにしましょう。そして布団カバーは「2~3週間に1回」を目安に洗うようにしてください。

ただしハウスダストなどの「何らかのアレルギーを持っている方は、こまめなメンテナンスと半年に1回程度のクリーニング」で、アレルゲンも抑えるのもいかがでしょうか。

まとめ

デリケートな羽毛布団は、洗濯し過ぎても羽毛の油分をとりすぎてしまい、布団のボリュームがなくなってしまうこともあることが分かりました。

羽毛布団のクリーニングの頻度は、その布団の特徴や自宅の環境、生活スタイルに合った頻度で、保湿・放湿性も失われないようにしたいですね。

特にお気に入りの布団は「羽毛布団クリーニングも得意としているお店に出す」と良いでしょう。そして必要であれば「防ダニ加工」なども施してもらうのもいかがでしょうか。