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手袋のクリーニング料金と頻度、お手入れ方法など

寒い冬、毎日のよう着用していた手袋も、他の衣類と同じようにお洗濯したい頃。普段お手入れしない手袋は、気が付いたら「汗」や「皮脂汚れ」「食べ物のニオイ」などで、なんとも言えないニオイが付いているかもしれません。

手袋は、比較的安価で丸洗い可能な素材の手袋であれば、定期的にお洗濯できるかもしれません。でも洗濯不可の素材の手袋は、どのように洗うといいのでしょう。ここでは、手袋のクリーニング料金と頻度、お手入れ方法などについてご紹介します。

手袋のクリーニング料金の相場

手袋のクリーニング料金は、素材によって異なりますが、比較的安価なニットの手袋なら450円程度。デリケートな素材のウールの手袋も500円前後。革やスエードなら2,000~3,500円、スキー用の手袋なら1,750~4,000円程度になります。

あとはブランドなどによって、料金が加算されることもあるようです。スキー用の手袋は、スキーウェアのクリーニングの取り扱いがあるところにお願いすると良いでしょう。

撥水加工のオプション

手袋のクリーニングと一緒に「防水機能」も高めたい場合は、「撥水加工のオプション」を付けるのもいかがでしょう。撥水加工は、水も空気も防ぐ防水とは異なり、「水だけ」を弾いて「空気」は通してくれます。

つまり「暖かさ」は保ちつつ、「嫌な湿気」で手が蒸れることもありません。撥水加工は「汚れも防いでくれる効果」もあるので、汚れ防止にもなりますよ。

そんな撥水加工のお値段は500~2,000円程度。他にも変色などで「色補正」のオプションを付けたい場合も、約2,000円程度でお直し可能です。

手袋をクリーニングに出すタイミング

外出している間、ずっと着用しっぱなしの手袋には「汗」や「雪」「吊革の汚れ」なども付着しています。このような「目に見えない汚れ」によるダメージを防ぐためにも、手袋は「シーズンオフに1回」はクリーニングに出しておきたいですね。

手袋の素材が「革」の場合は、洗い過ぎても良くないので「1~2年に1回のクリーニング」で清潔に保ちたいところ。あとは汚れやニオイが気になる時には、早めにクリーニングに出すといいでしょう。

手袋の素材とクリーニング

手袋は、毎日着用するものだから、できれば自宅でお手入れしたいものですよね。でも手袋の素材が「ウール」などの上質素材なら、水洗いをすることで縮んでしまうこともあるでしょう。

素材が「革」製の場合は、外側だけ綺麗に「拭き取り」「保湿」「陰干し」などのメンテナンスをしても、内側には「手の脂」がしっかりと残っています。外側のクリームや、内側に残っているハンドクリームなども「カビ」や「虫食い」の原因になりやすいのです。

またお手入れ方法によっては、革が硬くなることで「ひび割れ」を起こすこともあります。このように、お手入れが難しい素材の手袋は、ダメになる前にクリーニングで汚れを落としておきたいですね。

手袋のお手入れ方法

手袋も、素材によっては「お手入れ」が必要です。例えば、素材が「スエード」なら「ブラッシング」をしてゴミをはらい、それから「専用のクリーナー」と「やわらかい布」で仕上げる必要があります。

前述にもある革は、「やわらかい歯ブラシ」などでゴミや汚れを落とし、「(月1程度の)レザーローション」等での保湿と、丸1日の「陰干し」が必要。それから傷がつかないように「キッチンペーパー」などでくるんだ上で、防湿剤や防虫剤と一緒に保管します。

そして使用する時には、必要であれば「防水スプレー」をかけておきましょう。
※防水スプレーは、シミにならないように、全体に薄くかけるよう噴霧します。

自宅で手袋もお洗濯

洗濯タグに「洗濯可のマーク」がある場合は、「素材にあった方法」でお洗濯するのもいかがでしょうか。例えばニットの手袋は、「おしゃれ着用洗剤を溶かした水」に手袋を浸して、20~30回を目安にやさしく「押し洗い」をします。

このとき汚れやすい指先部分には、直接「おしゃれ着用洗剤」を付けておくのも良いでしょう。あとは同じように、水を換えて洗剤液も流したら、次に「柔軟剤を入れた水」で押し洗いをします。

あとはタオルで挟むように水気をとり、直射日光の当たらない・風通しの良いところに「(型崩れを防ぐため)平干し」して乾かしましょう。

スキー・スノーボード用の手袋

スキー・スノーボード用の手袋には、普段使いの手袋よりも「汗」が付きやすいですよね。そして「防水性」も高いので、使用後は丸1日乾かしておく必要があります。

そしてクリーニングに出す場合は、仕上がりまで「1週間ほどかかる」こともあります。そのため「クリーニングに出す時期」には気を付けたいですね。そんなグローブのクリーニングの頻度は、「スキーに行く回数」や「使用頻度」によって異なります。

例えば「シーズン中に5回程度使用するのなら、シーズンオフにクリーニングに出す」と良いでしょう。でも「週に2~3回使用するなら月1のクリーニング」で、汗などの目に見えない汚れも落としておいた方が良いかもしれません。

自宅でスキー用手袋をお洗濯

自宅で「スキー用手袋」をお洗濯する場合は、まず洗濯表示で「洗濯可のマーク」があるか確認しましょう。基本的には、洗濯不可のものが多いと思いますが、洗濯可の場合は「(防水透湿性素材なら)専用洗剤」や「おしゃれ着用洗剤」で洗うようにしましょう。

手袋の外側は、「ぬるま湯にとかした洗剤液」を「歯ブラシ」につけて軽くこすって汚れを落としたり、やさしくもみ洗い。内側の汚れは、もみ洗いで綺麗にしたら、水を換えて洗剤液を流してから乾かします。

乾かすときには、乾燥機を使うと「撥水加工」が取れてしまうことがあります。グローブは、「タオル」で挟むように水気を拭き取り、あとは形を整えてから「直射日光のあたらない・風通しのよいところ」で陰干し。そして湿気が溜まらないように、定期的に「ドライヤーの冷風」や「扇風機」の風を当てて乾かしましょう。
※ドライヤーの温風やストーブの熱は、防水機能を低下させることになるので使用しない方が良いでしょう。

まとめ

「デリケートな素材」と「洗濯しにくい小ささ」で、お手入れが難しい手袋。洗濯不可のものを、無理にお洗濯しようものなら「汚れ」や「ほつれ」が広がったり、「パーツ」や「装飾品」が破損してしまう事もあるでしょう。

そのため大切にしている手袋は、やはりクリーニングで「汗抜き」や「防虫加工」などしてもらった方が安心。クリーニングに出した後は、他のクリーニング品と同様、「ビニール袋」は外してから保管するようにしてくださいね。