広島・岡山のユニフォームレンタル・クリーニング・販売【ユニリース広島】

従業員が長続きする教育方法

近頃、“お客様は神様だ“と勘違いしている方もいらっしゃるようですが、
“働いてやってるんだ”と勘違いしている従業員も増えている気がしませんか?

どこのお店でも、従業員は皆雇ってもらっている。ということを忘れ、
何かあればすぐやめればいい、という考えを持っているせいか、
淡々と作業をこなしたり、つまらなそうに仕事をしている人を良く見かけます。
これは誰が悪いというわけでもなく、教育方法で簡単に変えられるんです。

今回はそんな教育方法をご紹介したいと思います!

従業員の教育方法とポイント

まず初めに、従業員を教育するに当たってのポイントをご紹介します。
1.否定しない
2.感謝を忘れない
3.お金+αのものを見つける
4.コミュニケーションをとる

大事なのはこの4つです。

人は誰でも1度否定されるとやる気が下がってしまいます。
なので、アルバイトであろうが、社員であろうがその人の話を最後まで聞き
否定で返すのではなく、こういうやり方もあるけどどうだろうか?という提案で
話を進めていくと、相手も否定された。という感覚を持たずに新しい考え方として
受け止めることができると思います。

感謝されることはうれしいことです。
教育する側は、やって当たり前・出来て当たり前と思っていることも多くありますが、
まずは感謝の言葉を伝えると相手も気持ちよく仕事ができ、モチベーションも上がります。
やってやったんだ、という気持ちを従業員の中から消してしまえばいいのです。

働いている人は皆お金のために働いています。
それは生きていくにあたって当たり前なことです。
でも、お金の為だけに働いているとすさんだ気持ちが出てきて、稼げればいい、
何かあれば辞めたらいい。そんな気持ちになりますよね。
なので、お金以外の目的をもてるお店作りをすればいいのです。

いくら業務とはいえ教育だけでは従業員もついてきてはくれません。
少しでもいいんです、お店のこと以外のお話をすること。
悩みや今日の出来事、過去の出来事を話す・聞く。
そうすることで従業員の子も自然と心を開いてついてきてくれます。
好いてない人の元でいい接客をしたいとはなかなか思えないですからね。

飲食店における接客マナー

お出迎え・お見送りをすること?
料理やドリンクを運ぶこと?
オーダーを取ること?
お客様からクレームをもらわないこと?
仕事をこなすこと?

これらはマナーというより飲食店で働くにあたって最低限
出来て当たり前のことだと思います。

では接客マナーとは何か。

私が思うのは本当の接客マナーとはホスピタリティ・気遣いだと思います

マニュアルにないけれど相手を思いやって行動すること。これがホスピタリティです。
相手(お客様)が求めることを的確に遂行すること。これがサービスです。

先ほど出来て当たり前と述べたものは、ほとんどサービスのほうに入ります。

長続きする職場とは?

では、最後にどんな職場であれば従業員の入れ替わりが少なくなるのか。
すぐ思いつくのは“楽しい職場”だと思います。楽しい職場とはどんな職場なのか、
それは従業員皆が働く意味を持ち、ホスピタリティがあふれる職場。だと思います。

ただ従業員同士が仲良くワイワイできるのが楽しい職場。と勘違いしている方も
多いと思いますが、これだと何かトラブルが起きた時に簡単にやめられてしまいます。
なぜなら、いくら仲良くても所詮は仕事仲間。だからです。
でも、従業員皆がここで働きたい!という意味を見出して、お互いを思いやれるホスピタリティ溢れる職場であれば、もし何かトラブルが起きてもみんなで解決しようという意思が出てきて、すぐにやめたい。という感情はなかなか出てこなくなると思います。

そういった職場をみんなで作ることで長続きするのではないかと思います。

まとめ

今回は従業員が長続きしたくなるような教育方法をご紹介しました。
実際に私が勤務していた飲食店の上司に教わり、辞めたくないと泣いて駄々をこねるほど
この飲食店で働いていたいと思えるようになりました。
私が教えていた後輩たちもこの方法で教育したところ、せっかく就職したのに
出戻ってくる子や、仕事の合間の息抜きでと出勤してくれる子、掛け持ちをやめてここだけで働いてくれる子、そんな子たちが大勢います。

どうなろうとも、従業員だって人間です。
嫌なこと出来ないことがあっても当たり前なんです。それをどうプラスにもっていくのか
それが教育者の課題であると思います。

①否定しない
②感謝を忘れない
③お金+αのものを見つける
④ホスピタリティ溢れる職場づくり

この4つを頭に入れて従業員と接してみると素晴らしいお店作り、従業員教育が
できるのではないでしょうか?
ぜひ、試してみてほしいと思います。